高級時計を頂いた時のエピソード

高校生の時、喫茶店でアルバイトしていた

高校生の時、喫茶店でアルバイトしていた。食事を運んで、皿洗い、レジと何でもしていた。お店にはランチタイムになると、事務職やサラリーパーソンが食べに来て、店は繁盛していた。
注文を取って、食事をお客さんのところへ運ぶ時、ふと腕時計に目がいった。若いお客さんだったが、スーツを着こなして、いかにも高級そうな時計をつけていた。アルバイト仲間もその高級時計に気づいたそうで、あれは買ったら30万円はするブランド物だと教えてくれた。私は値段を聞いて腰が抜けそうになった。若かった私は、そんな時計一生買えないと思った。
それから時は過ぎ、高校を卒業して就職した時、兄から就職祝いをもらった。時計だった。見た目普通のお手頃価格の時計と思っていたのだが、何年かたったある日、時計の電池が無くなり、近くの時計屋さんに電池交換に行った。そこで思いがけない事を知らされた。時計を見るなり、この時計はスイスのメーカーの時計で、電池が特殊だから交換できないと言われた。なんと兄から貰った時計はスイス製の高級時計だったのだ。

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